【小児歯科】むし歯の多い場所はどこ?正しい子どもの歯磨きの仕方
こんにちは。
吹田駅から徒歩3分の小児歯科【よねだ歯科クリニック】です。
むし歯は日々のケアで予防できる病気です。
むし歯の正しい知識と歯磨きの仕方を知ることで、ご自身とお子さまの歯を守ることができます。
今回はむし歯になりやすい場所と正しい子どもの歯磨きの仕方を紹介します。
むし歯が発生しやすい場所
むし歯が発生しやすい歯の部分は、次のとおりです。
・奥歯の溝や前歯の裏側のくぼみの部分
・歯と歯の間
・歯ぐきに近い部分
これらの部位は、歯ブラシの毛先が届きづらく歯垢を除去することが難しい場所です。
特に子どものむし歯の8割以上が臼歯(奥歯)の溝から発生しているという報告もあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「むし歯の特徴・原因・進行」より) >
子どもの歯磨きの仕方とコツ
代表的な「スクラッピング法」と「バス法」と「仕上げ磨き」のポイントを紹介します。
スクラッピング法
多くの人が行なっている基本的なブラッシング法です。
手順は次のとおりです。
1.歯ブラシをペンを持つように握る。
2.歯ブラシの毛先を歯面に直角に当てる。
このとき、歯ブラシの毛先が歯と歯の間に入る程度に押し当てることを意識する。
3.毛先が広がらないように優しい力で、少なくとも10回以上は小刻みに動かす。
(5〜10㎜範囲内)
動かす幅が広いとスクラッピング法の効果が半減するので注意しましょう。
バス法
歯と歯ぐきの間である歯周ポケットの中を掃除できるブラッシング法です。
手順は次のとおりです。
1.歯ブラシをペンを持つように握る。
2.歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てる。
このとき、歯ブラシの毛先が歯周ポケットに入るよう意識する。
3.優しく小刻みに動かし、1本ずつ丁寧に磨く。
バス法は、歯肉炎や歯周病予防に効果的です。
歯肉のマッサージ効果もあるため、優しく動かしましょう。
仕上げ磨きのポイント
磨き残しを防ぐために、10歳ごろまでは保護者の方と一緒に仕上げ磨きを行うのがおすすめです。
むし歯になりやすい場所を念入りに磨きます。
特に以下の場所は、意識して磨きましょう。
・上の前歯
・奥歯
・歯と歯の間
生えたばかりの永久歯もむし歯になりやすいので、生えかわりの時期は意識して磨くとよいです。
そして、仕上げ磨きが終わったら「よく頑張りました!」「今日も磨けたね!」などしっかり褒めてあげてください。
【よねだ歯科クリニック】で子どものむし歯をを予防しよう
今回のコラムでは正しい歯磨きの仕方をお伝えしましたが、どれだけ丁寧に歯磨きをしても磨き残してしまう部分があります。
お子さまのペースに合わせて検診や治療を進めますので、安心してお越しください。
日々の歯磨きを大切にしながら、歯科医院もぜひ活用して、むし歯に負けない健康な歯をめざしましょう。
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