【予防歯科】大人のむし歯の特徴3選!予防のためにできること
こんにちは。
吹田駅から徒歩3分の予防歯科【よねだ歯科クリニック】です。
むし歯は子どもがなりやすいイメージがありますが、じつは大人のむし歯も増えています。
厚生労働省が2016年に行った国民の歯科保健状況を把握するための調査では、45歳以上のむし歯が年々増加しています。
大人のむし歯には、どのような特徴があるのでしょうか。
今回のコラムでは、大人のむし歯の特徴と予防方法を紹介します。
大人のむし歯の特徴
大人のむし歯は、発生する部位に特徴があります。
1.磨き残し部位から発生
子どもと同様、歯の溝や歯と歯の間・歯ぐきに接する部分などから発生します。
歯垢が溜まりやすく、磨き残しも多い部位です。
2.詰めものの裏側からの発生(二次う蝕)
むし歯の治療で用いた詰めものの裏側に、むし歯が発生しやすい特徴があります。
詰めものと歯の間に隙間ができると、細菌が侵入しやすくなります。
もともとむし歯であったことから、より奥まで進行することが多く、神経に達することもあるので注意が必要です。
3.歯周病による露出した歯の根元から発生(根面う蝕)
歯周病により歯ぐきが下がると歯の根元が露出します。
歯の根元の表面は、より酸に弱い歯質をしているため、むし歯になりやすいといわれています。
特に奥歯は発見しづらく、気づくのが遅くなりがちです。
噛む部位である歯冠部は健康であっても、根元のむし歯によって歯が折れてしまうこともあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「大人のむし歯の特徴と有病状況」より) >
大人のむし歯予防
セルフケアと歯科医院で行うケアに分けて紹介します。
セルフケア
お口の中の環境を整えることが大切です。
・食後の丁寧な歯磨き
・歯間ブラシやデンタルフロスなどのアイテムの使用
・お菓子や糖分を含む飲料水を1日の中で頻回に摂取しないようにする
歯科医院で行うケア
お口のプロにみてもらうことで、必要なケアを行うことができます。
・定期検診
・フッ素塗布
・クリーニングやスケーリング(歯石除去)
予防歯科を活用して健康な歯を守ろう
むし歯も歯周病も予防が大切です。
予防歯科を活用することで、健康な歯を長持ちさせることができます。
定期的に検診を受け、お口のトラブルが起きる前に予防していきましょう。
土曜診療も行っていますので、平日がお忙しい方も通いやすいクリニックです。
また、吹田駅から徒歩3分の場所にありますので、お仕事帰りに受診することも可能です。
いつまでも健康な歯でいられるようサポートいたします。
お口のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。