Dr.Sharpeが報告したマウスでの
人工の歯の再生 矢印のところに
人工的に作成した歯が生えています

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歯の再生研究の最前線

山中教授の報告した人の皮膚細胞に遺伝子導入して作った多分化能をもつ幹細胞

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世界中の多くの研究者たちが再生治療の基礎研究を精力的に行っております
先日は京都大学の山中教授がレトロウイルスを使って4つの遺伝子を人の皮膚細胞に導入して受精卵から取り出した胎生幹細胞に似た多分化能を持つ幹細胞の作成に成功したと報道されました  これは分化してしまった細胞を受精卵近くまで遡らせることが出来るという実に画期的な実験結果です

現在では歯の元になる上皮系細胞と間葉系細胞を条件を整えて共培養すると歯の種状の組織ができる様になっています 
さらにネズミではそれを顎に埋め込むとうまくいけば口の中に生えさせることができるようになりました 
ここまでは本当に驚くべきスピードで研究が進んでいます

次の課題はこれらの歯の元になる細胞を安全に取り出して保存し必要なときに利用できる仕組みができるかだと思われます 親知らず(智歯)などではタイミングを計れば細胞の取り出しが可能かもしれません 受精卵等の保存と同様に歯になる細胞の保存も可能でしょう 
あとは癌化リスクと培養条件等の安全性確保でしょうか 
これは再生医療を実現させるためにはなんとしてもクリアーしなければならない大きな問題点です

いずれにせよ今後の研究が楽しみです