AEDとは自動体外式除細動機(Automated External Defibrillatorのことです
何らかの原因で突然心停止した患者様に必要に応じて電気ショックをあたえて
心臓の働きを回復させる装置です
2004年7月から日本国内においても非医療従事者(市民)による
AEDの使用が認められました。  現在では公共の場への配備が進んでおり
市民による除細動の啓発が進んでいます。
よねだ歯科医院では これまでにもアメリカ心臓学会の基礎蘇生法(BLS)の講習を受講し患者様の急変に対応できるようにしてきましたが 本年より院内にAEDを設置し 院内あるいは近辺でおこった心停止にたいして初期救命活動が迅速にできる体制を整えました

特徴をもった心電図をもつブルガータ症候群などにおいては、突発的に心室細動を起こす可能性が高いと言われています。
そのほか胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止してしまう、心臓震盪なども、主に胸郭が発達していない子供の突然死の原因のひとつといわれています。

AEDの使用を含む救急心肺蘇生の手順や指針については、その時点までに蓄積された臨床治験などを元に、国際的な学術団体等によって定期的に見直されています。
日本国内で2004年に非医療従事者がAEDを使えるようになったときは、国際蘇生連絡協議会、アメリカ心臓協会(AHA)などが中心となって2000年に制定された救急心肺蘇生に関する国際的な指針(通称 ガイドライン2000)に従いました。
2005年11月末にこの見直しがAHA等によって発表され、日本でも関連する学会や救急医療財団により、「新ガイドライン(日本版ガイドライン2005)」が我が国の実情を加味した形で2006年春に制定されました。

AEDさえあれば万全というわけではありません。 心臓突然停止からの生還には、救命の連鎖と呼ばれる一連の処置が不可欠です。AEDの使い方だけでなくCPRと呼ばれる心肺蘇生法を身につけることも重要です。
皆様にも心肺蘇生法についてお近くの各種団体が主催する講習会をうけられることをお勧めします。

救命の連鎖
時間経過による蘇生成功率の変化
時間経過による蘇生成功率の変化
Adapted from text:Cummins RO,Annals Emerg Med
心室細動が起こる原因

急性心筋梗塞は心臓突然死の主な原因と言われています。
急性心筋梗塞は心臓に栄養や酸素を送る為の冠動脈と呼ばれる血管が、何かしらの原因によってつまってしまう病気です。
冠動脈の一部がふさがると血液が流れなくなってしまう虚血状態におちいり、これに伴い心室細動など致死性不整脈が発生し突然心停止を引き起こす可能性があります。
肥大型心筋症や拡張型心筋症などは、ポンプとしての機能低下から、時に心室細動を起こす可能性があります。

なぜ除細動が必要なのでしょうか

心臓は全身に血液を送り込むポンプの役割を果たしています。したがって心臓が停止したら血液が送り出されなくなります。
心臓が停止すると時間の経過とともに、1分間におよそ7〜10%ずつ蘇生のチャンスは失われていきます。
このようにいかに早く救命処置を開始するかが鍵となります。

突然心停止の主な直接原因のひとつが心室細動です。
心室細動は電気ショックを与えることによってのみ“除細動”でき平常に戻る可能性があります。
したがって、いかに早く“除細動”をするかが重要であり、医学的知識のない一般人でも訓練を受ければ使用できる
AEDの配備が必要なのです。

救命の連鎖
新ガイドラインに沿った心肺蘇生の手順例(市民が行うBLS)を示しておきます
新ガイドラインに沿った心肺蘇生の手順例:主に市民が行うBLS
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AEDを設置しました